本書の内容

あの山形弁のダニエル・カールさんの英語本が登場。

日本に来てから30年以上、
山形で鍛えた方言で、テレビ等で活躍している著者が
8年7カ月ぶりの新刊を出版。

「ダニエルさんは、もう英語を忘れてしまったのでは?」
と思っている方、それは誤解です。
彼は日本でも英語を忘れないために、年に数回アメリカに帰省しており、
英語教育や国際交流などに力を入れているのです。
英語、日本語、山形弁、それに少しのドイツ語と、
マルチなタレントとしてだけでなく、マルチに語学も駆使されています。

そんなダニエルさん、外国人には通じないカタカナ英語、
いわゆる和製英語は"便利な英語?"で、
本人もアメリカで普通に使ってしまい通じないこともしばしば。

ということで、これから日本にワンサカやって来る外国人に通じる、
正しい英語をお伝えすべく、久々の本の出版となりました。

これから大勢やって来る外国人に、本当の「おもてなし」を。

2014年に観光で日本に訪れた外国人は1300万人以上。
この10年で倍増しています。

日本文化が世界で流行り、これから2020年の東京オリンピックに向けて、
さらなる外国人観光客が日本にやって来ます。
おそらく外国人と交流する機会も増えるはず。

その時に困るのが、外国人に通じないカタカナ英語。
このカタカナ英語が実に多い。
この本で取り上げているだけでも200語以上もあります。

たとえば……

マンション→×
スリッパ→×
ホッチキス→×
ジョッキ→×
フリーサイズ→×
イメージアップ→×
ドライブイン→×
ニューハーフ→×

この本では、こうしたカタカナ英語を、
生活編(住居・日用品・雑貨)、食文化編(レストラン・食べ物)、
スタイル編(美容・ファッション)、大衆文化編(スポーツ・芸能)、
観光編(ホテル・病気・交通)、人編(付き合い・仕事・オフィス)
の6つのジャンルに分けてピックアップし、
英語では本当は何と言うのか解説していきます。

「えっ、そうなの?」「へぇ、知らなかった」が満載です。
この1冊で、外国人に「さすが、日本のおもてなし」と言われること間違いなしです。

目次

はじめに
便利だけれども、やっぱり通じないカタカナ英語

第1章 生活編──住居・日用品・雑貨
これからは外国人の方をちょっとしたパーティに招く機会が増えるかもしれない。
滞在中、一番困るのは生活のなかで起こるちょっとした出来事。
「おもてなし」には欠かせない、外国人には通じないカタカナ英語を挙げてみたよ。
◆コラム1 日本人、英語が苦手は当たり前!?

第2章 食文化編──レストラン・食べ物
外国人にとって、日本に来る楽しみの1つは何と言っても食事。
おいしくてヘルシーな日本食は外国人にも大人気。
でも、日本人にお米が欠かせないように外国人も、
たまには自分の国でも食べるものが恋しくなる。
そんなとき、実は通じないカタカナ英語が多いんだよね。
◆コラム2 今、外国人に和食は大人気! 57

第3章 スタイル編──美容・ファッション
外国人にとって、細くてスタイルのいい日本人のファッションはとても興味がある。
よく漢字の入ったシャツを着ている外国人を見かけるけど、
あれもデザイン性を感じている証拠。
きっと美容法についてもあれこれ聞かれるはず。
そんなときにはうまく伝えたいよね。
◆コラム3 ああ、外国人泣かせの英単語たち

第4章 大衆文化編──スポーツ・芸能
外国人が日本に来たら、やっぱり大衆文化にも触れたいはず。
また、東京オリンピックでは、スポーツ好きの外国人がわんさか押し寄せる。
彼らと感動を分かち合いたいよね。まあ、そんなときは言葉じゃないんだけどね。
◆コラム4 楽しく英語をマスターする方法

第5章 観光編──ホテル・病気・交通
観光旅行で必須なのは、ホテルでの生活や交通。
ホテルではさすがに大丈夫だと思うけど、
観光目的地までの交通機関は誰だって不安で、人に聞いてしまうもの。
だから、通じなきゃ大変だ。もちろん、病気になったときはもっと不安だよね。
◆コラム5 英語で日本の自慢をしてみよう!

第6章 人編──付き合い・仕事・オフィス
外国人と付き合うなら、自分がどんな人か知ってもらうことが大事だよね。
あまり外国人は気にしないんだけど、日本人は仕事の話をしてしまう。
でも、それも通じなきゃ話にならない。いろいろな人がいるからこそ、世界は面白い。
◆コラム6 その昔から、日本は「外来語=英語」だった

◆カタカナ英語さくいん
◆正しい英語さくいん


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著者プロフィール

ダニエル・カール(だにえる・かーる)

1960年米国カリフォルニア生まれ。マルチタレント。山形弁研究家。株式会社ドモス代表。
高校時代、交換留学生として奈良県智辯学園に1年間滞在。関西外国語大学を卒業後、文部省英語指導主事助手として山形県に赴任し、3年間英語教育に従事。その後、セールスマンを経て翻訳会社を設立。20年以上テレビ、ラジオ等の仕事を兼務して現在に至る。
好奇心旺盛な性格とバイタリティあふれる行動力、そしてユーモア豊かなサービス精神、それに加え、3年間の山形での生活で鍛えた山形弁を武器に、ドラマ、司会、コメンテーターなど幅広く活躍している。
また、東日本大震災の際には自らトラックを走らせ、必要な物資を運び、復興の様子を全世界に伝えるなど、今もなお復興支援活動を続けている。
主な著書に『ダニエル先生ヤマガタ体験記』(集英社文庫)、『ダニエル・カールの国際交流入門』(ぎょうせい)、『ダニエル・カールの使える英語はこう学ぶ』(東京書籍)などがある。

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