本書の内容

知識がなくてもどんどん読める!哲学入門の決定版!

「哲学書は難しい」と敬遠する人も多いでしょう。
事実、哲学書には本当に難しい作品がたくさんあります。

そもそも哲学者=文章の達人ではないし、
独善・独断で書き散らす哲学者も少なくないというのも理由の一つです。
だから、「読んで理解できないのは自分がバカなのでは!?」と自信喪失する必要はありません。

とはいえ、本書では歴史的な背景や専門用語を徹底的にフォロー、
高校生レベルの知識でも理解できるように内容を噛み砕き、
哲学名著50冊の要点を的確に紹介します。
プラトンからデリダまで、「そうだったのか!」と膝を打つ解説の連続です!

目次

まえがき
参考:哲学歴史チャート
哲学書を読む前に知っておきたい5つの心得

第一部 古代ギリシア――宗教から概念による世界説明へ
01『ソクラテスの弁明』プラトン/02『饗宴』プラトン/
03『パイドロス』プラトン/04『国家』プラトン/
05『形而上学』アリストテレス/06『政治学』アリストテレス

第二部 中 世――キリスト教神学に取り込まれた哲学
07『人生の短さについて』セネカ/08『告白』アウグスティヌス/
09『神学大全』アクィナス/10『君主論』マキャヴェリ

第三部 近 代――普遍性を探求する
11『方法序説』デカルト/12『情念論』デカルト/
13『リヴァイアサン』ホッブズ/14『エチカ』スピノザ/
15『モナドロジー』ライプニッツ/16『人間知性論』ロック/
17『市民政府論』ロック/18『人性論』ヒューム/
19『人間不平等起源論』ルソー/20『社会契約論』ルソー/
21『純粋理性批判』カント/22『実践理性批判』カント/
23『道徳および立法の諸原理序説』ベンサム/24『法の哲学』ヘーゲル/
25『死に至る病』キルケゴール/26『功利主義論』ミル/
27『自由論』ミル

第四部 現 代〈Ⅰ〉――ニーチェ~ハイデガー
28『悲劇の誕生』ニーチェ/29『道徳の系譜』ニーチェ/
30『権力への意志』ニーチェ/31『空想より科学へ』エンゲルス/
32『時間と自由』ベルクソン/33『プラグマティズム』ジェイムズ/
34『現象学の理念』フッサール/35『イデーン』フッサール/
36『一般言語学講義』ソシュール/37『論理哲学論考』ヴィトゲンシュタイン/
38『哲学探究』ヴィトゲンシュタイン/39『存在と時間』ハイデガー/
40『形而上学入門』ハイデガー

第五部 現 代〈Ⅱ〉――メルロ=ポンティ~デリダ
41『行動の構造』メルロ=ポンティ/42『知覚の現象学』メルロ=ポンティ/
43『存在と無』サルトル/44『悲しき熱帯』レヴィ=ストロース/
45『エロティシズム』バタイユ/46『人間の条件』アーレント/
47『革命について』アーレント/48『全体性と無限』レヴィナス/
49『言葉と物』フーコー/50『声と現象』デリダ

あとがき
索 引

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著者プロフィール

平原卓(ひらはら・すぐる)

1986年北海道生まれ。早稲田大学文学研究科修士課程修了(人文科学専攻)。哲学者・竹田青嗣教授に師事し、卒業後も薫陶を受けつづけている。古今東西の主な哲学書を紹介するウェブサイト「Philosophy Guides」を開設し、高校生レベルの知識でも理解できると好評を博している。難解な哲学書でも要点を的確に押さえる読解能力、複雑な概念を平易な言葉で表現するアウトプット能力に定評がある期待の新人哲学者。

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